私の入社動機
不況に強いチャレンジ精神に、勇気をもらった。
私が就職活動をしていた当時、世の中はリーマンショック後の立て直しを図っていた時期。就職氷河期の影響で私も出遅れた学生の一人でした。千葉で第二新卒をフォローする事業団体があったのですが、そこで協賛企業の一社として求人を募集していたのが、ADS(イオンデモンストレーションサービス)です。職種にこだわりを持たない代わりに会社の特長で判断していた私にとって、ADSは魅力的でした。リーマン直後からイオンブランドを国内外に展開していたのは周知されていますが、第二新卒を募り若い力を積極的に活用しようとする姿勢があることは知らなかった。不況に敏感になっていた私に勇気を与えてくれた会社です。
私のキャリア
誰もが安心できる最適なオペレーションをつくり、実践する。
私の部署は、セールス職から提供された情報をもとに、当社に在籍しているSA(セールスアドバイザー)の中から相応しい適性を持つ人材を選出・手配する役割を担っています。イベント当日前後の体調不良や質問に対して的確且つ迅速に対応するアフターケアも重要な仕事です。入社3年目にはチームリーダーを任され、メンバーからの相談にも多く対応するようになりましたが、5年目にマネージャーに昇格してからは、チーム全体の課題抽出や業務改善の立案・実践にも着手するようになり、手配チーム・SA・お客さまの三者間でスムーズなコミュニケーションを構築できる土台づくりを担っています。
私のポリシー
視野を広げ、自らサポート体制を切り拓いていく。
チームメンバーに対して、つまずいていることはないかどうか目を向けるのはもちろんですが、目の届かないSAにはより一層アンテナを張っています。たとえば、あるSAからの問い合わせを対応するにあたり、類似したデモを担当する予定のSAが他に複数いるのならば、事前に配布する指示書に追記したり、メールで展開したり。関係者は当事者だけとは限りません。広い視野で対策を打つことが、サポートの質を高めると考えています。
私のよろこび
調整、交渉、折衝のスキルは、人生において役に立つ。
入社前は、手配業務どころか社会人経験すらなかった私が、ここまで人材や物事をコントロールできるようになるとは思いませんでした。SAだけでなく、時にはお客さまからのお申し入れやご指摘に対応したり、クリスマスなどの催事には1日1000件ほどのイベントがありますので、毎日本当にさまざまな問題に向き合います。そこで培われた対応力は、社会・プライベート、どこでも通用するスキルになっていると実感しています。
私の目標
売上を守る、業務改善のプロフェッショナルに。
セールスの部署が売上をつくる立場とすると、私の部署は売上を守る立場。2019年から本格的なコスト削減に向けて、いよいよ具体的な数字目標が掲げられました。実現するために、主に二つの取り組みテーマがあります。まず「人材」においては、エリアやデモの内容によっては当社在籍のSAだけでは手配が足りず、協力会社へお願いすることがあるのですが、その外注費用の削減。「備品」においては、試食皿やフォークなどの消耗資材の削減。いずれも現状の見直しから問題を定義し、解決策を立案、実践、運用まで手掛ける必要があります。言わば、売上を守る仕組みづくり。このミッションを成功させて、より存在価値の高い部署にしていきたいです。